Gundam Reconguista
第22話:「地球圏再会」

「このまままっすぐ、誰のせいにもしない...!」

金星まで行くのにあんなに苦労したのに、帰るときはあっという間に帰っていた。

マズラスター
ジロットを失ったクンスーンの代替え機。 字面的にジとか付いていないのでG系MSではなさそう。 ジロットのコクピットブロックをそのまま取り付けてるみたいだけど、ジットラボのMSはコクピットブロックを共有化してるのかな。
機体性能としては射撃主体だったジロットとは裏腹にビームウイップによる格闘機体となっている。 器用だなー。

フルムーンシップ出港
ジット団を中心にレコンギスタに賛同するものを集めた愚連隊。 エクソダスするかい? ユグドラシルを始め積み込んだ機体は多いけど、実働部隊は実質3人?
クレッセントシップと同型ながら、ホーミングレーザーじみたものを持っていてルのはなかなかに脅威。
クレッセント、フルムーン共通なんだが艦長が指輪を通じて通信してるのが面白い、それマイクなのね。

コンキュデの涙
凄いいい話風にやってるんだけど、事の始まりと顛末を知ってるとどうにももにょる。 むしろ彼らはキア隊長が自爆して穴開けて、デタラメな行動で穴埋めた一部始終を知らないからここまで盛り上がれるのかもしれない。 満艦飾!
しかしコンキュデには他の乗組員もいて巻き込まれたのか...気の毒や。

ジーラッハ
シッタラ曰く「盗まれた」 積み損なったのかレコンギスタに賛同しないジットラボから提供があったのか。 ノレドが操縦してるのはマニィに対するライバル意識ですねw ようやく皆と同じことが出来るようになってきたのが嬉しいのかもしれん。

ビーナスグロゥブの目的
シレッと「地球を隣の銀河に飛行させる」とかとんでもないことを言ってるが、何でそんな計画をしているのかは結局謎なままだ。
ただ時期的には不明だけど、人類の中には行く行くは外宇宙へ向かう人々が登場し、彼らがターンXを建造すること自体は、歴史としてすでに決定されている。
すでに旅立っているのか、それとももっと未来に旅立つのかはわからないけど、ビーナスグロゥブの人間である可能性はあるんじゃないかと思う。

人の本能と技術の隠蔽
ここらへん∀における黒歴史の封印と懸念してることは似通ってる。
人の闘争本能を恐れ、技術を封印することで破滅的な戦争を根本から防いでるが、闘争本能を失った種族はいずれゆるく腐っていく。 クンパ大佐はそれを受け入れたくなかったのかな...

ピアニカルータ事件
クンパ大佐はトワサンガどころかビーナスグロゥブ出身だったのか...(来ただけかもしれない?) ムタチオンに絶望したというのはクンパ大佐もそうなのかもしれない。
結局のところクンパ大佐の目的は結果ではなく経過の方であった。 戦いの結果何か利を得るのではなく、戦いを経て人類に強くなれという、ある種の願い。

それが20年前の事柄。 トワサンガでレイハントン家が滅亡したのがその7年後? そこから薔薇の設計図を流したりして、地球上で大陸間戦争が起こったのが10年前となる、ヘタすればビーナスグロゥブやトワサンガのレコンギスタも、クンパ大佐が手引してる可能性があるなあ...

ムタチオンとボディスーツ
原因は分からないが、全身の筋力が細り、ボディスーツなしでは歩行もできなくなってしまった突然変異をムタチオンと呼ぶらしい。 これがどのくらいの割合で現れるのかは不明なままだ。 劇中に登場してるビーナスグロゥブの人々は一見普通だけど、ボディスーツ着てると中の姿まではわからない。
シッタラがやけに体を鍛えてるのは、ムタチオンの恐怖を払しょくするためなのかなあ。

ラグーの姿をまっすぐ見届けたアイーダを「強い」と評されたが、クンパ大佐はこれから目をそむけたんでしょうかね。

私は地球人の女性として健康!
行きでやったか知らんが帰りはスカッシュやってた。
クレッセントシップにスポーツ施設が充実してるのも、自身の健康を確かめるための設備なのかも。 フラミニアがマラソンさせてたりってのもまたその一巻。

ダーマとトリーティー
ロルッカがこの二機をアメリアへ提供しようとする動き、思惑としては彼らは元々レイハントン家に仕える人々だ。 その遺児であるアイーダとベルリはそれぞれアメリアとキャピタルテリトリィに属している。 レイハントン家復興としてそのどちらかにつくのであれば、姉のアイーダのアメリアに恩を売っておけば有用だという判断なのでしょう。 ロルッカの方は結構利己的なきらいがある。

地球圏帰還
帰ってくるのはあっという間だった、航行にどれくらいかかるものなのか知りたいところだけど宇宙世紀末の技術であるクレッセントシップはおそらくミノフスキードライブ搭載艦よりは足は早いと思うが、どこかでタイムテーブルを出して欲しいところです。

帰ってきたトワサンガ、月の向こうにお馴染みのオニール型スペースコロニーの姿が見える。 位置的にサイド3なんじゃないだろうか?

そして月はおろか、ザンクトポルトまでパスして舞台は低軌道上へ移る。

ナット偵察
ナットからMSが喧嘩腰だ! って敵であるアメリア所属艦からMSが出撃して迫ってきてるのだから、対応としては当然である。
Gルシファーは結局ラライヤ機に。 3人シートだけど、ノレドとまだ誰か乗る人は現れるのだろうか...

久しぶりのベッカーさん
縦の竿の編隊なら、扇の編隊で!ってスエッソンみたいなセリフだw ポジション的には好戦的な副官だから言動が似るんでしょうな。
調子良く出てきたけどGセルフの新装備、フォトントルピードの前では為す術もなく。

Gセルフパーフェクトパック
今までのバックパックのデータを元にビーナスグロゥブの技術力で作られたGセルフ最強のバックパック。 バックパック以外にも肩にも追加装甲されてますね。
22話では能力変化はしなかったけど、範囲攻撃であるフォトントルピードを披露。 フォトントルピード、どういう技術かわからんが対消滅粒子をばら撒いてるらしい、無茶すぎんだろそれ・・・・ ガード不可能の圧倒的侵食力、こんなの相手にしたくねえ...w

キャピタルタワー入港
防衛隊をパスしたら、中にはすんなり入れた。 アイーダさんはアメリアの人間ながら以前入国した時にデータ登録できてるから入れたという流れ、そんなバカなと思うが、ナット勤務の人間はお役所仕事なので、データが入ってればそれでOK出しちゃうわけなのよね。

母との再会
久々の再開だけど、母の言う「タブー破りはさせません」という単語に引っかかるベルリ。 やはりタブーを守ろうとする姿勢そのものに疑問を抱いてるように思う。

不在中の出来事
23話の出来事も含めると、時系列的にはこういう動きになる。
ドレッド軍が法皇を誘拐しカシーバミコシを抑えた
 ↓
マスクが出撃し、カシーバミコシを奪還
 ↓
サラマンドラ追撃のためマスクがカシーバミコシを離れる
 ↓
攻撃に失敗、だがフルムーンシップに接触
 ↓
空になったカシーバミコシを法皇様ごとラトルパイソンが保護。(23話)

これってグシオン総監としては棚ぼた的に法皇様誘拐成功だったのではないだろうか...まあそんな作戦もいまさらか。

事の一件、謎なのは発端でもあるドレッド軍の暴挙である。 アメリア&CAどちらともそこそこに仲良くなってたのにメリットがない。 あえて言うならイニシアティブを取りたかったのかもしれないが、結果的に同盟は決裂する形になった。 ドレッド軍的にはフルムーンシップを捉えたかったのかもしれんが...

大人の事情の話
アイーダを人質にしようとする流れからの大人の勝手な理屈。 呆れて離れるノレド達を止めようともしない衛兵、我関せずと紅茶を入れてる大佐、悲喜こもごもである。
そして、心のなかでマジレスする大佐w

ラトルパイソン合流
いつのまにかモンテーロの一般機がアメリア正規軍に編入されてる。 宇宙で羽根つきはあまり意味なさそうだが、盾にはなるか。
てか、しれっとジーラッハの後ろにロックパイカラーのモランがいるんだが、コレは指揮官機カラーってことでいいのかな。 現時点ではアメリアとドレッド軍に交流はないと思うけど、クリムの誘いで合流したトワサンガの人なのかしら...?

マニィ離脱
本人意識してるか知らんがリンゴの適当な判断が、マニィをそのまま行かせてしまった。暴走してるふりして逃げていくの、ウィルミット長官の時と同じですなw

圧倒的な味方
ここであっけなく沈む悲劇ってのにもなりそうだったがジーラッハの性能がそれを許さなかった。 それにしてもガランデン艦長なんかキャラが立ってきたなあw

マニィの言うことは信じるさ
そういったマスクにイラッときたのか、預けたヘルメット乱暴に奪っていくバララのヤキモチっぷりが可愛い。 マスクも「んあ」じゃねえよw
マニィとマスクが抱き合ってるのを見つめもせず、伸びしてるのはもう「やってられまへんわ」感が出てるなあw

次回「ニュータイプの音」


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コメント(14)

  1. >> パーフェクトパックの粒子攻撃
    フォトン・トルピード、と聞こえました。その名前はスタートレックの光子魚雷を連想します。スタトレのは反物質らしいですが魚雷らしく狙って撃つもの。G-セルフのは散布式みたいなので危険度・迷惑度は上な気がします。
    水の球とかを実現してる超圧縮(?)技術に連なるものだったりするのかな、と思ったりも。

  2. やっとケルベス中尉が機体乗り換えたましたね。
    そこはネオドゥじゃないのかよとか、なぜ赤色なのかちょっと気になりますが。
    ワンオフ機設定だったモンテーロも量産されてたり、今までの全勢力のMS達が勢揃いしてきてるのが面白い。
    ダーマの中のMSはちゃっかり青くて、天才さんも安心。

  3. ただでさえ強いベルリ&G-セルフにパーフェクトパックのダメ押し。
    その威力にベルリも頭を抱えてましたね…。
    ベッカー大尉とかモンテーロとか、もう再登場しないとばかり思ってたので嬉しい。
    モンテーロ、青いワンオフ機は不憫な最期でしたが、量産化なら報われましたね。

  4. 次回の予告を見る限り、ちょっと黒い富野監督が出ちゃうかもしれませんね。楽しみです。

  5. 金星の帰り道だらだら描写せずにはしょったのは英断
    マニィの帰還でノレドとなんやかや揉めさせなかったのも英断(Zのサラとカツとか長かったし)
    法王様人質事件は魅力的だけど尺割かなかった&わざわざ事件を会話に出したのは
    アニメではあくまでベルリと周辺を描くけど、画面外でもみんな個々人動いてるんですよって描写かな

  6. >パーフェクトパックの粒子攻撃
    やられた側は何がおきたかわからないポルナレフ状態。
    Gセルフの強さが化け物から神レベルになって、どうやったらピンチになるのかわからない。
    金星みやげ爆買いしすぎ。買っちゃいないが。
    ダーマに中の人がいてびっくりだ。

  7. アイーダとラ・グー総裁の会話シーンは、RCの歪み(?)を非常に端的に見せてくれてましたね
    そんなビーナス・グロウブの現状に異議を唱えて出て行ったクンパ大佐の思惑通りに、地球圏はいよいよきな臭くなって来ましたが、アイーダさんが金星にまで行った事が無駄にならないよう、未来を開いて欲しいものです

    マニィの一途さはホントに涙が出るなぁ
    バララがふっと席を外したのも良かったですね

  8. 確かにお土産もらい過ぎですよね…
    Gルシファーをラライアに譲った様ですが、結局マニィはマスクの元にデカブツ付きで帰っちゃうし
    とは言えケルベスさんも新型をもらえたのは嬉しいです
    最後まで四角いオモチャことレクテンで戦い抜いたらそれはそれで凄いけど

  9. 綺麗に所属整理してついに最終決戦ですね。
    マニィとマスクの再会シーンと次回予告でこれヤバいとしか
    思えない。
    ベルリの母親とのすれ違いが出て離れてったのが一番印象的でした

  10. あれ?バララさんビフロンは?

  11. 様々な思惑を持った人間が乗り合わせてるメガファウナ一行だけど、マニィの乗船から裏切り&最新鋭機奪取までの一連の流れはもう少し描写があってもよかったかなーと思ったり。ビリビリ攻撃もむしろメガファウナから離脱するときに傷つけないように足止めとして使った方がわかりやすかったのでは。ちょっともったいない。

  12. >フォトン・トルピード
    七夕の国かと思った…

  13. 寄生獣の映画・アニメ化の時にそれの話したら
    周囲の若い子誰も知らなくてなぁ・・・>七夕の国
    下手するとK3さんもギリギリ知らない世代かもしれん
    (リアルタイムの時点でちょい高年齢層マイナー向け漫画だったし)
    まぁ昨年末寄生獣のついででコンビニコミック化されたし今は既読者も増えたと思うけど


    それはそうとチュチュミィ何処行った

  14. 最終回でラライヤがパーに戻ったら、どこからか出てきたりして>>チュチュミィ

    んなことにはならんと思いたいですがw

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