Gundam Reconguista
第6話:「強敵、デレンセン!」

「ベルリ候補生だったか!」

宇宙戦
RCの時代は、宇宙に出ること自体珍しくはないけど、ちょろっとはいる生活習慣描写。 ベルリが教えを守って生活してる様がわかる。
Gアルケインで出るというアイーダに対して、ベルリとノレドは怪訝な顔をしてるけど、元々姫様宇宙戦やってたのがデビューだからな(作業用MSに鹵獲された事実からは目をそらしつつ)

しかしGアルケインはさり気なく登場してから3話経過しますが、出自はともかくあまり目立った活躍がない... プラモ出る頃には...? Gレコはあまりプラモスケジュール考慮してなさそうだけどw

アーミィ強大化
名実ともに対多国間戦争の色合いが強くなってきたと同時に、アーミィ側の態度も大きくなってきた。 アンダーナットの軍事基地化もその一つでしょうが、ベルリの母親も立場が蔑ろにされつつある。 そのうち更迭されるんじゃないだろうか...

アンダーナット
通路が緑と青でペイントされてるのは、空と植物のつもりなのだろうか? その割にずいぶん雑な塗り方だけど、水の玉といい、宇宙で生活する人にはああいう色があることが重要なのかもしれません。
1話では通過するだけだったアンダーナットだけど、内部は普通に生活空間が存在するのはちょっと驚き。 アンダーナットといえども数に入らないだけど、規模そのものはレギュラーのナット同じくらいあるのかな...

街を走るデレンセンに何か物が投げつけられたけど、住民にもアーミィの存在はあまり心象が良くない模様。 しかし内部の道は案外荒れてるなー。

ベルリゼナム救出作戦
調査部やアーミィの思惑はともかくとして、デレンセン自身は教え子を助けるための善意100%で出撃するというのに、結果的にその教え子に殺されてしまうというのはどういう皮肉か。

リフレクターパック
いきなり出てきた謎の超技術リフレクター。 アメリアの技術者が作った、と言ってるけど出自はやはりヘルメスの薔薇の設計図に由来するのだろう。
逆に言えば、もうアメリアの技術力もこれくらいのものは製作可能になっている、ということか。 いかんせん技術そのものはかつてあったのだから、開き出すとドンドン加速していく。 姫様さりげに「ビームシールド」って単語を出してたけど、ビーム拡散時にはバリアフィールドとして機能してるのかなコレ...

最も今回はメガファウナは囮なので、キャピタル側が見逃せないGセルフに更に派手なものを乗せて目を引く、ってのが主目的らしい。 モンテーロに乗らなかったのは嘘か真かw

前世紀の認証システム
シレッと艦長が姫様に注文つけてたけど、これはGセルフの認証システムについて話してるんだよなあ。 ユニコーンガンダムのアレっぽいシステムなのかしら...
Gレコはこういう何でもない会話が次の次あたりの話のキーになるから、レイハントンコードとかも分かりそうですな。

ジロンド隊との挟撃作戦
メガファウナが単艦で大気圏離脱出来るのも驚きだったが、エフラグをつなげたダベーでも成層圏まで上がれることにも驚いた。 この世界の航空技術力高い... あれもミノフスキー・クラフトとか載ってるのかな。

それにしても「海賊船がエフラグ(SFS)を射出した」ってのはちょい紛らわしい。 フライスコップって名称を知らないからなんだろうけど。 ゲタとかそういうのでも良かったと思うんだが。
というか落ちてる時のベルリも「ダベー部隊は何してるんだ」ってのが、キャピタル軍の方かアメリア軍の方を指してるのかちょっとわからない...

クリムが「エフラグの限界性能を出してくれた連中」と言ってるのでジロンド隊の事を言ってるのだと思うのだが...いやまあ囮としては最大限に引っかかってくれた方がありがたいのではあるが。 実はジロンドさんアメリアと繋がってるというのもありそう。

※訂正
どうも、RCの世界ではSFSの総称を「エフラグ」と称するようです。(要はUCのゲタに該当) キャピタル側がエフラグで統一されてて、アメリア側もフライスコップって個称が出たので、てっきりユニークネームだと思ってしまった。 やっと会話が繋がったわw

自由落下の戦闘も覚悟していただきます
という前振りがあったので、ああクリム落ちるんだろうなあと思ったら期待通りに落っこちていってワロタw ノルマだなあw
それにしても、思いの外高度の低いところでの戦闘なのね。

空気入れ忘れ
ノレド酷いw
危うく窒息死かけたラライヤはショック療法でまともになったというか、なんか別のスイッチが入ったっぽい。
エフラグが上昇してるなか金魚が立ってる(ように見える)のはまさにジャイロw

アメリアの宇宙軍
北極点のさらに向こう側に配置してるらしい。
メガファウナはタワーの付近まで南下してるだろうから、そこから北極の向こう側まで観測出来るとなるとずいぶん高い位置から見てるのだなあ...
そしてその起動キー、記録メディアにもなるのか... リーダーはあるんだろうか...

Gセルフvsエルフ・ブル
エルフ・ブル、マスクのエルフ・ブルックとの違いは、頭の形状と両手が武器持ちになっているところ。 両手合わせのメガランチャーは威力ありそうだけど、ライフル別で持つほうが汎用性はありそう。
Gセルフはようやく本来の赤シールド+専用ライフル装備に。 専用ライフルはちょっと発射音違いますね。 赤シールドは特にコレということもなくボコボコになっていつの間にか消えてしまってた。

リフレクターはヒットしてもビームをエネルギーとして吸収出来る、がその後砕ける使い捨てモジュール。 大気圏突入時の冷却ガスはフルパワーだから実行できたみたいだけど、出撃時はエネルギーは溜まっていないのかな。

今回絵コンテに京田知己の名前があったけど、エルフブルのホーミングレーザーのところとか担当してそう。

天才からの援護
いい援護だったけど、返り討ちであっさり不覚を取るの巻。
クリムニックって優秀なんだろうけど、どうも毎回強敵に不覚を取る... なんというかクワトロのダメなところだけで出来てるような人だ...

今回の件さすがにベルリに命を救われた格好で、さしものクリムも素直に彼を認める発言をしてますね。 ベルリは嬉しくないだろうけど。

決着
ベルリが体当りしかけてからの流れが変なカットになっててわかりづらいw いつの間にエルフブルが半壊したんだw
どうもここのカットにカッティングされたけど、OPで復活した最後のラストカットが入ってたようですね(それでもまだ流れがわからないけど)
そして引き金を引いてしまった瞬間、お互いが分かってしまう皮肉。

かなりのものですよ彼は
天才手のひら返したw 一応本人には聞こえないように言ってるんだろうけど。 しかも「少年」とか「Gセルフ」ではなく「ベル」と愛称で呼ぶくらいには認めた。
コレはデレ期入ったな...

我々の製造技術も大したものということ
リフレクターのビット全壊しとるやんと思ったが、アイーダの(Gセルフの)本体はかすり傷程度という事に対してなので、その程度の損傷で済ませられたリフレクターパックの防御性能スゲーぜ、って意味合いだったのか。

デレンセン教官だっただなんて
ラライアの無邪気さがかえって辛い。
今週はアイーダは泣かなかったけど、代わりにベルリの涙が流れた。
恩師の命を奪ってしまったベルリは今後どう動いていくつもりなのだろう...

∀やキンゲは比較的人死が少なくてGレコもそんな感じかと思ったけど、案外とシビアに死んでいくなあ。

次週「マスク部隊の強襲」
予告の時点でクリムが不覚を取っていて泣いたw
どうなるか見たいでしょ!


| コメント(26) |

コメント(26)

  1. >「なんじゃとて!」
    どこの訛りなのベルリ君w…富野監督のボキャブラリー、やはり独特です。
     
    戦闘中のセルフ、何だか色が変?
    バックパックを換装すると本体の色も変化する設定だけど、これがそうなのか。
    機体色がコロコロ変わったら、ガンプラで劇中再現するのが大変なことに…。
     
    そしてデレンセン…!
    今まではちょっと緩くも見える世界観でしたが、今回は切迫感がありました。

  2. 敵と思って迎撃したら世話になってた身近な存在で
    それを知って際悩まされる主人公→戦争って、大人って一体?
    …みたいな流れはガンダム話にはよくあるパターンだけど
    ベルリ君の感情の起伏が割と淡々と描かれてる気がしてちょっと違和感が(^^;;
    驚いて泣いたと思ったら即冷静に大気圏対応したり…尺の問題かなぁ?

  3. チャー研のバリカン思い出したwww

  4. ラストのGセルフも心なしか悲しそうでした。
    心ならずも過失から恨みも何もなく、
    それどころか尊敬していた人を手に掛けてしまったことはかなりショックでしょう。
    今回はクリムのミスがベルリを結果的に精神面で救った形なのでしょうが、あの自称天才も危ういなぁ。
    こういう時にこそメンタルケアでヒロイン力を見せるべきですよノレド。

  5. Gセルフ、悲しそうにも見えたし、逆に悲しむベルリをよそに整然と立つ姿は不気味さも醸し出してましたね。

    リフレクターの性能もデレンセンが化物呼ばわりするにふさわしいものでした。

  6. ベルリは一話の頃から感情のスイッチ切り替えが凄まじく早かったり(驚き→喜びが1カット内で行われてたり)疑問に思った瞬間次にはもう応答したりしてましたが、今回ばかりは流石に引き摺る事に

    視聴者からしたらたった1ヶ月弱だったけれど、惜しい人を失った感情大きい・・・どこもかしこも濃縮還元なG-レコ

  7. 30分興奮しっぱなしでした。
    メカ戦に向けてグイグイとテンションが上がる高揚感ときたら!
    トミノカントク、あなた、やっぱスゲーよ。
    これぞガンダム、でした。

  8. 自軍が来てるんだから、お肌の触れ合い回線とかで伝えられなかったものか…
    デレンセン、中盤辺りまでは残ってると思ったけどな…
    脱走詐欺を繰り返す主人公、最終的にどこに所属するのかな。

  9. 自軍と言っても、ベルリはあくまでもガードを自認してて、
    アーミーには明らかに反感持ってるしなぁ

  10. 借りを返しながらキャピタルには殺さずお帰り頂くという子供の甘い考えは教官殿には通じず、やむなく撃破するはめに…
    デレンセン最期の言葉でGのパイロットはベルリという情報がアーミィ側に伝わったのか
    予告で裏切り者が息子&失脚?のダブルパンチで気が触れた様な笑い方をしてるママンがチト心配
    アーミィは五月蝿いのが消えて一気に軍拡出来るけど

  11. 今回の戦闘シーンの絵というか動きというか、
    なんか逆シャアっぽくて好み

  12. 大気圏突入時の鳥のようなエフェクトが兵器とは思えないくらい幻想的で美しかったのですが
    直前に犯した過ちが、余計そう感じられるのだろうと思うと、何というか泣けましたね……

    デレンセンがGセルフに対して「何人の戦友を殺してきたのか……」と言っていたけども
    直接殺害に至ったのはカーヒルとデレンセン当人だけというのも何とも皮肉なお話で……

  13. エルフ・ブルのビームがやたら素敵な軌道を描くと思ったら
    絵コンテにエウレカシリーズの京田知己氏が

  14. 昔より技術が衰退したのかGレコのミノ粉の通信妨害効果は強く明確なものとして位置づけられてるけど
    それ故話せれば分かってくれるだろうのにその会話ができない構図になってるのは上手いね

  15. ここまでリフレクター強すぎるともう出番は数回しかないかな

  16. 最後のGセルフはちょっと不気味に感じましたね。
    確実にコクピット打ち抜いているのはGセルフの意思?

  17. あきまんのツイッターによるとグリモアのプラモが売れ行き好調なのでGレコのラインナップの拡充が決まったそうで
    リフレクターパックも欲しい所ですね

  18. デレンセンとの戦闘シーンはカットが有りましたよね?
    オープニングのラストカット周辺になるのかな…
    離れた位置で撃ちあったのに、Gセルフがいきなり背後に現れてシールドバッシュしてたし
    エルフもいきなり上半身のみになってませんでした?

  19. >> そして引き金を引いてしまった瞬間、お互いが分かってしまう皮肉。
    操縦者の咄嗟の動きをそのまま反映・再現する操縦系。G-セルフだけでなくエルフ・ブルも、ということは、この時代のMSはモーショントレース以上サイコミュ並みの「応答性」を持ってるんでしょうか(^^;

  20. アメリアの技術力もすごいけど、技術封印してある割に全体的な技術レベルはすごく高いですな…軍事転用されたらどうしようもないよねという話かもしれないけど封印してる意味あんまりないんじゃ。エルフブルックが本格的に量産されてホーミングレーザー撃ちまくられたらどうしようもないんじゃ…

    せっかくいい内容だったのに、戦闘シーンの最後があからさまにぶつ切りになってて残念でした。

  21. デレンセンとの戦闘は、オープニングのラストに使われているカットが本来は入っているんだと思われる。

    1.背後のリフレクターで攻撃を受けたGセルフ(本編)
    2.振り向いたGセルフを振り切るように変形して逃げるエルフ・ブル(OP)
    3.Gセルフがエルフ・ブルに追いつく。エルフ・ブルは振り向きつつ変形。(映像なし)
    4.変形途中のエルフ・ブルにGセルフがシールドを噛ませる。(本編)
    5.Gセルフがシールドを噛ませた状態でビームライフルを撃ち、エルフ・ブルの左腕が壊れる。(OP)
    6.エルフ・ブルの下半身が壊れる。(映像なし)
    7.エルフ・ブルが左腕で殴りつけるが、Gセルフにかわされる。(本編)
    8.Gセルフがエルフ・ブルのコクピットを撃つ。(本編)

  22. よくありがちなアニメなら、
    ベルリ→カーヒル撃墜、アイーダ→デレンセン撃墜 とかになってお互いにグギギってなるんでしょうけど
    流石はおハゲ様そう簡単にはマッチアップさせてはくれませんでしたね。


    アムロの時は冷却シフトと耐熱フィールドと盾でしたかね。
    キラきゅんは忘れました。

  23. >「ベルリ候補生だったか!」
    この瞬間のデレンセン教官殿の心情や如何に…
    こういう試練の後に、ベルリにどういう風に前を向かせるのか、
    不謹慎ながらも楽しみではあります。

  24. アンダーナットの中を進むデレンセンのセグウェイ(?)にぶつかったのは
    観光客(なのだか)が2階のテラスで食べてたチキンの骨でしたね
    お行儀が悪いとは思うけど、意図的なものかどうかは何ともいえないかも
    わざとじゃないので、デレンセンも特に怒らなかったのですかね?
    (ただ、客の会話内容はアーミーなんて……という批判的なものっぽいですが)

  25. >リフレクターはヒットしてもビームをエネルギーとして吸収出来る、がその後砕ける使い捨てモジュール。
    コックピット内の端末が強く輝き出してからがリフレクターの本来の性能に見えましたね
    大型のフィールドが展開した時は完全にビーム吸収してる描写がありましたし

  26. >お行儀が悪いとは思うけど、意図的なものかどうかは何ともいえないかも
    知らぬ振りして物陰からこっそり物投げる、不満の潜伏期間の描写でしょう
    今後住人だか観光客が表だってアーミーに花や紙吹雪を投げるか、面と向かって中身入りの缶詰でも投げるようになるか

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