Gundam Reconguista
第11話:「突入!宇宙戦争」

「飛び級生はいつも俺の邪魔ばかりをする!」

こっちのルイン先輩はマスクを被ってかえって本音が出てるのか。
ウーシャは初登場で返り討ちになるだろうとは思ってたが、ライバルたるマスクのマックナイフも初登場で返り討ちになるとは...w Gセルフ強いなあ。

宇宙戦争備え
以前の低軌道での戦闘は本格的な宇宙戦闘とは呼べないもんみたいですね。 Gセルフやレックスノーがメガファウナの補修作業に入ってるの面白い、MSは元々もビルワーカーなので扱いとしては正しいのだけど、トンカチ使ったり手で補修材塗りこんだりしてるのは効率的には見えない所w 「圧力をかければ一体になる」というハッパさんの言うとおり、白い補修材がみるみる赤く変わっていく所を見ると、さりげない技術レベルの高さというものを感じます。

ラライヤ捕縛
姫さま的には今の状況下で勝手されるのが嫌らしいが縛るとは...w
でもこの後抜け出せてたので、そこまできつく縛ってないのが優しさなんだか、単に抜けてるだけなのか...w

キャピタルタワー防衛戦概要
ベルリのポジションが固まったので構図がシンプルになったようで、陣営は複雑化している。
動いてる勢力は大きく分けて4つ タワーが基準なので近い順に並べよう。

・キャピタルアーミィ(タワー防衛)
クラウンやナットからカットシーを出してサラマンドラからくる攻撃を防ぐのが目的。基本防衛。

・アメリア宇宙軍(サラマンドラ)
クリムニック達率いる艦隊。 タワー占拠が目的だが、地上から上がってきたガランデンに挟まれた形になったので、クリムが戦力を散らすために動く。 後ろのガランデンが睨みを利かしたためか大きな動きはなし。

・キャピタルアーミィ(スペースガランデン)
マスクが新鋭機を持ち込んだ。 目的はタワー防衛(サラマンドラ戦)とGセルフ&ラライヤ奪取(メガファウナ戦)の二面作戦だが、メガファウナの動きが早かった所為か、サラマンドラ放置でメガファウナの方へ行ってしまった。 惜しいところまで行ったんだが、マスクのドジとGセルフが無双し、マックナイフが中破したので撤退。 正直新鋭機あてがわれたと言っても、この二面作戦をやれというのは酷。

・メガファウナ+キャピタルガード
若干アメリア軍と目的が変わっており、クリム達サラマンドラの行動を止めることが主目的。
カーヒルの作戦は占拠後に宇宙からの脅威に備えるためであり、すでにアーミィが防衛についたのであれば、アメリアが占拠する必要はないという姫様の見立て。 でもクリムはタワーの占領が目的になっている。 どうも姫様はあまりクリムを信用してないみたいね。(これは親の方も言える)

そして、最後にアメリア宇宙軍とともに上がってきたグシオン総監。
総監の思惑はクリムとも姫様とも微妙に違っているのがまたややこしい。

戦闘宙域としては、クラウンの進行速度に合わせてザンクトポルトへ移動しながらの戦いなので、極端な横移動(メガファウナからサラマンドラまで)は難しいように思う。 ガランデンの邪魔も入るしね。

新型MS マックナイフ
ケルベスも知らなかったキャピタルの新型。 どうも他の兵士の様子からみても、秘密裏に作られていたらしい。 雰囲気的には宇宙用エルフブルックと言った感じか。 変形機構や装備のは位置がよく似ている、かなり小型化してるのは技術レベルが進んだ証拠なんだろうけど、マニィの印象は「怖そう」 アーミィのMSもだんだん人相が悪くなってきたなあ。
足首がない作りなわけだけど、出撃時に膝立ちで脛部分を滑らせて滑走路を走って行くのがユニーク。

マスク隊はしばらくこのMSなのかな。

ルインはクンタラの名誉をかけたはずなのに...
基本、富野アニメの女性キャラはプリミティブな感情を優先する、つまりバララへの嫉妬。
バララは何考えてるのかはまだ良くわからないけど、案外上官であるマスクへも辛辣だw ∀のマリーベルみたいなキャラですね。

グシオン総監ダイナミック帰国
アンダーナットからダイナミック帰国したグシオン総監、突入角度ミスればグライダーは燃えるし、途中で味方の戦艦に狙われるし、ニューアークでスクランブルでも掛けられたら帰国前に死んでたダイナミックぶりだった。 姫様なんでお父さん置いてったんだよw

アメリアの首都はニューヨークでもニューヤークでもなくニューアークなのねw
遠景でしか見えなかったが都市部が結構近代的なビルが建ってますね。

グライダー1機落とせなかったとは大隊長として恥ずかしいぞ!
落とせなくて良かったよwww 

女王と王
兵のこぶするための言い回しとはいえ世界の女王という概念が出てきた。
館長がアイーダさんに「いずれ姫様になられる方なのだから」と言ってたのはこの事なのか、それともまた別か。 逆にクリムの野心家根性はわかりやすい。 でもクリムは以前ほどにアイーダへの固執がなくなってるようにも見えるなあ...?
しかしアメリア軍の連中ノリがいいなw

大統領vs総監
なんともいえんやりとりだが、砕きに砕いて言うと、「グシオンが不在だったのが悪い(だから大統領権限で軍命を出した)」ってところで押し切られた格好。 でもグシオンとしては大統領にそういう命令を出させたかった(責任逃れ)のもあるのかもしれん?
ちなみに大統領、ズッキーニ・ニッキーニという素敵な名前です。

ザンクトポルトで法皇をさらう計画
Gレコは切れ者の言う推測はそのまま正解なことが多いので、クンパ大佐の見立てはそのものズバリだった...のか言われたから出来そうだと思い至ったのかは定かではないが、グシオン総監の思惑はそういう凶行に及びそう。

ベルは私が育てたのよ
Gセルフが落ちてきた意味に何か心当たりがあるのかしら。

初めての宇宙戦
マスクもクリムも宇宙での戦闘は初めてだという。 思えばアメリアの宇宙軍が上がってきたのも今回が初めてなんだろうし、トワサンガとの戦闘もないのであれば、宇宙の戦いって全員初めてだったのではないだろうか。
その中でも雑魚にはめっぽう強いクリムは流石というべきなのかなw 蝶のように舞い蜂のように刺す!

マスクとの接触
「何だコイツは」ってケルベス教官、元教え子ですよ。
ワイヤーで接触させてわざわざ生身を晒すマスクの感覚が豪快すぎるが、付き合って出てくるベルリも豪快だw ケルベスを人質にとって絶対的有利だったのに、全くアドバンテージ生かせてない...w

しかし、マスクはGセルフのパイロットがベルリだとわかってるようだけど、ベルリはルインだとはまだ気がついていない様子。 悪態といい、どうも普段のルイン先輩は猫かぶってたというか、学友に言われてたようにウィルミット長官に取り入るのが目的の仮面だったのかな... マスク被ってる今のほうが素が出てるのが面白い。

私がドジか相手ができすぎ!?
光物に虚を突かれたバララ、姫様の一撃を食らうの図。 バララのドジはあっても、姫様が出来過ぎってのはちょっと無いなあ...w フラッシュアタックはトリッキー装備時の技だと思ってたけど、装備問わず可能なのね。
でもあの時みたいにシステムが死んだわけではないのであくまで光の幻影飛ばしただけなのかも。

変形が隙になる!
新型機といえどもエルフブルックに近い構造だから、さんざん戦ったベルリにはもう弱点見切られてる。
足へし折った上に股間にすごい勢いの膝蹴りというw

マスクざまあ
上司から恋人から部下から、おまけに敵からも散々な言われようだw
色んな意味で実験部隊なんだろうけど、この屈辱を糧に燃え盛れるのだろうか...

ヘルメスの薔薇の設計図の実力
やはりアメリア宇宙軍の戦艦は薔薇の設計図由来だったか。
オプション無しでひょいひょい大気圏離脱していくのすげえな... どの時代のガンダムの戦艦より高性能なのではないだろうか...

祟る
スコード教の欺瞞に気がついていて、なお「祟り」を口にするベルリは母の言う「敬虔なスコード教の信者」だというところだろうか。 そして祟りは宇宙からくる。

次週「キャピタルタワー占拠」
次で一気に終点まで行っちゃうのか。
いよいよアサルトパック登場。 今出てるのが、大気圏、宇宙、リフレクター、トリッキー、高トルク、アサルト。 あきまんの話では7つデザインした内6つが登場ってことなので、次のアサルトで登場予定は全部出ることになるのかな。 でもGセルフ用以外にもバックパック出そうですよね。

今回はクラウンの運行スピードに合わせて戦場が移動していく感じなんですね。
ガンダムでは珍しいシチュエーションだ。


| コメント(16) |

コメント(16)

  1. アメリアの宇宙艦が、ゴンドワンもキャピタル・テリトリィも地ならしダ~、な感じのタイヤ戦艦にしか見えませんでした。
    ずずーん、と空中を旋回する姿は久し振りに少しワクワクしたりもしたんですけど(^^;。

  2. 弱そうって…。
    そういうオーダーだったのか、デザインが上がってきた後で台詞とシーンを付け足したのか、どちらだろう…(多分、前者でしょうけど)。

    大混乱の戦場と、それぞれ思っている事の違いが面白い回でした。

    ただ、頭の中で整理しながら見る必要がありますが、頑張ってついていこうと思います。

  3. >マスクを被ってかえって本音が出てるのか
    仮面優等生ですね。だから『マスク』なんて胡散臭い呼び名なのかと。
    自分がルインなのだと気づかれないと思っている分、大胆になっているのでしょう。
    味方よりも敵の方が案外腹割って話せることもありますね。(口封じできる理由もありますし)

    しかし、マックナイフとやらはまた面白い変形をするなぁ。

  4. マックナイフは明らかに火力不足だけど新装備あるのか、それともすぐに別機体に乗り換えるのか

  5. >しかし、マックナイフとやらはまた面白い変形をするなぁ。
    自分もいいなぁと思ってたら「変形が好きになる!」と言われて「!?」となりました
    隙か・・・

  6. >> ニューヤークでスクランブルでも掛けられたら
    ミノ粉があるにしても、クリム・ニックはゴンドワンとの空中戦があることを漏らしてましたし、光学観測で月の異変を察知してたりするので、早期警戒網の類はありそうなものですが。大気圏グライダーで高空から一気に侵入、が、期せずして防空の穴を突いた、感じだったりするのでしょうか(苦笑)。あるいは総監だけに「秘密の抜け穴」を知っていた/用意していたとか?

  7. >クラウンの運行スピードに合わせて戦場が移動していく
    一定のダメージ与えると画面がスクロールした、古いゲームのボス戦思い出した。


    アメリアの宇宙艦はブリッジといい、アドラステアの飛行形態そっくりじゃないか。
    しかもザンクトポルトも見た目がエンジェルハイロウっぽいなぁ。
    秘密の設計図ってVガン時代のものなのかな。

  8. 「マスクはルイン」じゃなくて、「ルインはマスク」
    マスクの方が本性であり本音ということか。

    マックナイフの動きが面白くて、キモカッコイイ。

    ⊂⊂二( ^ω^)二⊃つ

    見た目↑だけどw


  9. ベルリのGセルフはホント安定して強いですねー
    できるだけ殺傷を避けつつなので、余計に凄さが際立ちます
    マックナイフは非戦闘時と戦闘時で、バイザー内の表情が変わるところなんか、中々味わい深いデザインです
     
    「今のが実弾だったら貴様は即死だ。これで投降は決まりだな!」というマスクの、ものすごい何を言っているんだお前は感w

  10. >> ラライヤ捕縛
    宇宙服の上から縛ってたので、宇宙服を開けて抜け出した可能性が(w

  11. >トンカチ使ったり手で補修材塗りこんだりしてる

    後世のターンエーだって洗濯していましたから。冨野カントクのロボット観ってやっぱりアトムが原点なんだな。(MSはロボットじゃないが)


    >蝶のように舞い蜂のように刺す!
    最近誰か『蝶のように舞い蝶のように刺す!』とか言ってなかったか?(すっとぼけ)


    >キャピタルタワー防衛戦概要
    戦況がもうわけわかめ状態だったのでこの解説はありがたい。皆がみんな違う方向を向いているので凄く混迷している感じ。カントク的には考えるな、感じろってところでしょうか?w


    >どの時代のガンダムの戦艦より高性能
    でもホワイトベースは宇宙に上がってんだよなぁ。あれ、どうやって上がったんだろ?

  12. 初代WBの時点で、ミノフスキークラフトによる大気圏突入離脱が可能ですよ
    ただしコストの問題でアーガマとかバリュートですけど

  13. ビルドファイターズが予定調和な内容すぎて流し見なのに対して、Gレコは頭使って楽しんで見てます。
    感想へのコメント少なくて残念ですが、感想楽しんで拝見してますので、今後ともよろしくお願いします。

  14. ビルドファイターズが予定調和な内容すぎて流し見なのに対して、Gレコは頭使って楽しんで見てます。
    感想へのコメント少なくて残念ですが、感想楽しんで拝見してますので、今後ともよろしくお願いします。

  15. 現段階で陣営が入り乱れてるというのに、まだ「宇宙からの脅威」も残っているという……。

    地球勢が協力し合う、という展開はしばらく無いか?

  16. 劇中での時間の流れが明確ではないですが、そう長い時間は経過してないはずなのに両陣営ともに新規MSを投入し過ぎなのでは…
    キャピタルガードがのんきしてただけで、水面下ではお互いの陣営で武力増強してるのは暗黙の了解だったりしたのでしょうか。ベルリやアイーダ視点では見えていない状況も多そうですが。
    イレギュラーであるはずのGセルフ用の武装がなぜか大量に用意されキャピタル側からすら出てくるのは、全ての事情を知っているもっと上の人間がそういう状況を作り出してるかのようにすら思えてきます。

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