Gundam Reconguista
第20話:「フレームのある宇宙」

「地球人は地球の雑菌なのだから、排除するだけだ!」

シーディスク
現在ビーナスグロゥブにある6つ海。 今回はそのうちの一つポリジットが舞台。次回の話になるけどマーライオンがあったり東南アジア系の雰囲気がある。 それぞれ別のシーディスクも地中海風や南米風とかテーマがあるんだろうか。
サイズ的には直径100km、水深150m、天井までが3000m。意外と海が浅い? 大陸棚くらいだけど浅瀬の水生生物が生息するには十分なのかな。

作戦立案
ジット団の目的は2つ、地球からの戦力を自分たちの傘下に入れること、クレッセントシップの高性能化の秘密を得ること。 ラボの面々なだけあってテクノロジー面からのアプローチが主。 Gセルフの本体自体にはあまり興味はなさそうか。

対するメガファウナはビーナスグロゥブの偉い人、ラグーに合うためにシーディスクを盾にしつつジットラボの方に強襲をかける流れ。 しかし毎回のように「○○を盾にすれば攻撃にされない!」「あいつら不意の事態に不慣れだから楽勝!」とか主人公がやる行動ではないw 海賊的といえばそうだが。

しかし、ジット団かなり甘々な連中なのかメガファウナに碌な拘束しないままに出て行っちゃった。 しょせん地球産のテクノロジーと侮ってるが故か。
Gレコは後半に行くほどメカの性能はどんどん上がっていくけど、使う人間の練度が下がっていくので、そのギャップにどうにも間抜けに見えてしまうのが難点だ。

伝統のウォークライ
というが、キャピタルガードの人間は二人しかいないやんw

私は、隠れる
ラライヤが正気になり、戦闘時は船の安全なところで隠れるしかなくなったノレド、いざ戦闘時になると、自分だけ置いて行かれてる感が強くなってきてるんでしょうね。 このあとルシファーのオペレーターのために乗り込むことになったのは、良いことのなのか悪いことなのか...

やたら歴史政治学を学ぶことを言われてるけど、エピローグを担うことになりそうですね、ノレド。

人間爆弾
出た富野名物w
でも実際のところキア隊長そこまで悪ってわけでもなく、自分達の言い分も周りに理解されると思ってるフシがある、だからテンポリスから出てきたMSが攻撃してきたのが驚きだったのでしょう(でも仕掛けたの自分らだよな)

メガファウナ発進
クレッセントシップのブリッジの状況を知らないとはいえ、ここでメガファウナ発進させるってのはかなり危なっかしいw ジット団の連中が抜けてるからメガファウナの動きに気が付かなかったのはラッキーとしか言いようが無いよなあ。
普通メガファウナ側にも人間爆弾の件は伝えたほうが、確実に動きは止められるし。

Gセルフ奪還
アルケインが活躍した!(一瞬)
捕まえてたMSを弾いたあとにラライヤが腕を破壊して戦闘不能に追い込んでたのは良い連携。 しかしフラミニアさんたちを追い出す時のベルリの行動が適当すぎだw MSのデコピンでヘタしたら人間ミンチやで... しかも航行中の宇宙艦から命綱なしで放り出すし、鬼か... マニィがいなかったら宇宙の塵になってたわw

ジャスティマ&ジロット
ジロットは見た通りの高火力MA、ファンネルの独特の音が懐かしい。 RC時代での遠隔操作武器はどういう扱いになってるかは不明だけど、あとの話では他のメカもファンネル兵器を使っているので、宇宙世紀のように特別能力を持った人間のみが使える...わけではなさそうだ。
ジャスティマは高出力サーベルを持った格闘機体。
シールドごと切れるのはこの世界ではかなり脅威ではないだろうか。

私は何を迷ってたんだ!
クンの目的はあくまでGセルフの奪還だったが、邪魔なネオドゥをビームで破壊するのは危険だったので、ポッドを当てて引き剥がそうとした。
ヒットさせて排除は成功したものの、瞬間的に対応されてポッドを破壊された。 クンの言う迷いは、ビームを使って破壊しなかったことですね。 それがラライヤの命拾いにもなったと。

タブーってことか!
ビーナスグロゥブに近づくに連れてビーム戦がなくなるのにタブーがあることに気が付き険しくなるベルリの顔。
どうも「タブー」がベルリの中で引っかかるものになってるきらいがあるように思う... アイーダが姉だと知ったあたりからその辺意識改革でも起きてるのかもしれない。

海の魚
ビーナスグロゥブこれが自慢の逸品らしい。
クンがビッグアーム持ってくるまでの時間稼ぎなようにも思うが、ここで柔和な交渉に入ったのは、Gセルフと正面から事を起こしても利は少ないと判断したからか。

ビーナスグロゥブ周辺ではミノフスキー粒子を撒くことはないようだけど(艦隊戦を行うわけでもなさそうだし)金星からの磁気嵐に通信は遮断されるのか。

vsジャイオーン
フル装備になったジャイオーン、威嚇のポーズかっこいい!
けど戦闘に入ったら速攻サーベル弾かれてシールドで防がれてる間にビームライフルで3本指持っていかれるという残念さ。
ベルリの対応力高すぎでしょう... 最初くらいは敵に華持たせてあげてよw

むしろサーベルがシールドを切り裂くジャスティマの方が手強そう。
シールド半壊しても謎のフィールド展開できるトワサンガシールドすごすぎやで...

見境のないヤツ!
正直ここからのキア隊長の抜けっぷりは目を覆うばかりなのだが、バカにしてた地球人のMSにいいようにやられて頭に血が上った結果といえばそうなのだろう。
場馴れしてない新兵同然のメンタリティでも乗ってる兵器の性能が高いがゆえに被害は広がるばかり。
対するベルリの冷静なんだが、冷静に相手のタブーを活用しようとフレームやシーディスクを盾にする動きが、結果的には逆効果なんよな。

コレはやっちゃならんことだ!
必殺の機会で放った攻撃があっさり避けられて、海の底に穴。 さすがに事態の異常性に気がついて焦るキア隊長だけど、ここで攻撃仕掛けようとするベルリも大概だw

ちなみにMSサイズの穴なら塞がるのでは...と思ったら距離を開けて二箇所ぶち抜いてるので、この二箇所が繋がっちゃったんでしょうね...
ていうか底に隔壁とかないんかw

月を飛び越えてきた先の海
コレまでベルリが見てきた宇宙というのは、キャピタルタワーのナット、ザンクトポルト、シラノ5。 どこの生活空間も地球のそれと似たものだったけど、広大な海や渡り鳥はなかった。 地球のそれに近いものが遥か金星近辺まで来て目にするのはカルチャーショックもあろうもんだな。
ゲームのワープゲート通ってきたような感覚なのかもしれん。

次週「海の重さ」
予告がバッテリーフルチャージ地獄の幕開けである

しかし宇宙世紀の技術を保全してるというだけあって、ファンネル、ビームシールド、ハイパービームサーベルなど宇宙世紀おなじみの武装がどんどん出てくるし、ビームの表現もCCAやF91みたいな「重粒子の塊をぶち当てる」感じになってましたね。


| コメント(10) |

コメント(10)

  1. ロザリオ・テンは、中心の小惑星(?) の周りを、SEEDのプラントみたく「居住区画」が回ってる形に見えました。メガファウナやモビルスーツの運動には、回転との速度差や遠心力がかかってるようには見えなかったのが残念でした。

  2. ベルリがアルケインに乗ったので、やっと変形が見られるかと思ったら
    そんなことなかった…うぐぅ。

  3. もうアルケインは変形させる気ないな…
    アメリアの技術不足で設計通り可変機にできなかった、としておこう…
    ジャイオーンは期待値が高すぎた故、弱さに泣けた。というより、ベル&セルフがチートすぎるのか。
    ジャスティマにぶった斬られてもまだ化物性能の盾もおかしい。

  4. いささか好戦的で熱くなりやすい反面ある程度の良識があり、
    自分のミスに後で気づいて後悔するドジっ子ぶりで中井和哉声というあたり、
    キアさんはジオニックフロントのエイガー少尉の子孫だという気がして来ました。
    愛機の頭はエアマスターっぽいですが。

  5. >ジャイオーンのピークが最初の腕広げた瞬間で終わったw
    願望(Gセルフ達磨にして胴体回収)と現実(逆に虎の子のアームをあっさりバラバラにされる)のギャップが酷かったですねw
    ジャイオーン、設定上は太陽系最高の技術で改良続けられた、ジット・ラボの切り札の筈なのに……

  6. メカニック描写のカッコよさもさることながら、Gセルフが宇宙から海の上に飛び出した瞬間は本当に感動してしまいました
    「宇宙にある海の夢といったものを見つけ出して欲しいんです!」というベルリの言葉に込められた願いが、何よりはっきりと見えた感じです
    それだけに、オーシャンリングの崩壊みたいな悲劇は回避されて欲しいところですが……

  7. いつの間にか各陣営によるGセルフ争奪戦になってるけど、ジットラボラトリー的にはGセルフの性能には別に興味なさそうな感じだったけど、フラッグシップたるジャイオーンがボコボコにされて考え方変わるんだろうかな。
    というか他の陣営的には、トワサンガのYG111の開発者にデータ貰えばよいだけのような…ただの試作機なわけだし。あのトワサンガ製シールドだけでも一般機でも使えるように量産出来たらパワーバランス崩れるw

  8. ベッカー大尉やアーマーザガンに出番は残されているのだろうか……

  9. マスクさんは…

  10. ジャイオーンの顔モニタにベルトさん(><)な顔とか出させたいw

コメントする