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第6話

「キシリア暗殺計画」

「地球の海で泳ぎたい」

「キシリア暗殺計画」

ジークアクスってジオン版サイコガンダムだよねー、なんて書いてたら本場のサイコガンダムが攻めてきた、なんてことだ。 サイコガンダム、ムラサメ研究所、毒ガス、バスク・オム...いきなりZガンダムの厄ネタぶち込んでくるんじゃあない!


ニャアンとの確執

確執というがマチュ側の一方的な思い込みと拗らせなので、ニャアンが気の毒でしょうがない。 一生懸命頑張ったのに... ニャアン的にはマチュに調子こいてると思われてしまったのだろうな。

今回最後に話を持ちかけたのは決着をつけるというよりは、シュウジと脱出する算段を立てるためのものだろう。 果たして...


シムス大尉着任

速攻小言言われてて草。

ゼクノヴァ発生の危険があるサイコミュ兵器は禁止条約扱いになっているのは納得なのだが、そんな情勢でオメガサイコミュ機であるジークアクスの活動を容認してたスタイルはなかなか怖い。 コモリ少尉もシレっとしてるがサイド6に対する背任行為とも言えてしまう。

そもそもソドンがイズマコロニーへやってきたのは、キシリアの護衛が名目(だったと今知らされるw) 赤いガンダムとの遭遇はただの偶然だったのか否か。

シムス大尉がキケロガを持ってきたことで、キリシア派の諜報員も、軍警も、連邦情報局もピリピリしてるわけだが、なにげにそれが囮になって、サイコガンダムの搬入を容易にしてしまったのではと思わなくもない。

緑のおじさんの深謀が測りかねるところだ...


キャルフォルニアのワイン

ワインに一家言ある緑のおじさんである。

コモリ少尉的には「うっわ愛人囲ってんのかこのスケベオヤジめ、メガネか?メガネが好みなのか~~??」と思われるところですが、ここで分かる情報は2つ。

正史では0083の星の屑作戦でコロニーが落とされた北米の穀倉地帯が健在ということ(そもそもジオンが勝ってるのでデラーズが蜂起しようがない)

もう一つはシムス大尉からシャリア・ブルへ何らかの秘密情報がもたらされたこと。 これはアンキーたちの所在がバレたことにつながってる気はしますが、さて。

ぶっちゃけ毎回オメガサイコミュをアジトで起動してるんだから、場所なんかすぐ特定できるのではと思うんですが...w


秘密会合

ここでキシリアとギレンのパワーバランスがわかるわけだが、だいぶとキシリアが不利な情勢なのが窺える。 実際ドンパチやる気があるのかはともかく、戦争でも政争でもキシリアに勝ち目がないのが実情でしょう、でなければリスクを負って5年ぶりにグラナダから出るような真似はしないでしょう。

サイド6大統領ペルガミノは、原作でもでてきたサイド6の修理屋。 随分出世したものだ...


木星帰りの男は危険だ

エグザべくんは監視される側だと思ってたら監視する側だった。 シャリア・ブルがギレンとキシリアのダブルスパイ状態なのは2話でも語られている通りで、今でもその状態が続いていた。 だが彼が信望しているのはシャア・アズナブルその人。

今でもジオン内にダイクン派が残っているのかわかりませんが、バスク・オムに情報を流した「ザビ家をよく思っていない一派」は彼らのことと思って良いでしょう。

しかし、仮にシャリア・ブルが反キシリア派だとして二度助けられた恩があるエグザべくんは彼を撃てるだろうか...無理だろうなあ。

ここで諜報員から伝えられたキシリアからの特命とはいかに。(故あればシャリア・ブルを抹殺することとは別かと思ったがそれかな?w)


どっちのニャアンも好きだ

と、ガンダムが言っている。鈍感系ラブコメ主人公みたいなことを...w

ニャアンは貧しくとも自炊はするタイプかと思い込んでたが案外餃子包むのが下手というか、コンチが包むの上手いのどういうことなの...w

家族と離れ離れになっているニャアンにとって、懇意にしてる友達と一緒に食事したいというのはささやかな願いなのだろうね。

しかし、マチュが学校言ってる間もこうやってイチャイチャしてたとか思うと当人としてはやるせない。


三者面談

なんとなくいろんなことから距離を感じていたマチュにとって、この母親とのメッセージのやり取りは少し救いになってたんだろうけど、面談遅刻からの塾サボりがバレる展開なのでキツイ、でもこれはマチュが悪いでえ。

しかし、お母さん的にはせいぜい夜遊び歩いてる非行くらいに思ってるんだろうけど、事実を知ったら卒倒しそうだ... マチュの悩みって満たされてる故の悩みだからなあ。

マチュがサボり倒してた塾の出席記録で、現在がすでに0085.07になっているのがわかります、まあ多分7月の第一週くらいでしょう。 ソドンは一ヶ月もあそこで浮いてることになるのか...そら揉めるわ。 軍警の人が覚悟決めてエグザべくん撃つわ。


娘の発表会

今まで険悪だったおっさんがご飯奢ってくれて、プライベートな相談まで持ちかけてくるくらいまで関係性が良くなってるわけだが(思えばこれマチュが母親と険悪になってるのと対象的だ) もうこれが死亡フラグにしか見えなくてやべえ。


ニャアンの夢

彼女の部屋にはジオン工科大学の赤本とか置いていますが、あくまで今の夢は3人でご飯食べたいだったりする。

それはそれとして、ニャアンの本棚に収められてる本の中に「I can Friday by day!」が収められていて草、鶴巻監督と竹キャラ絵のショートムービーのタイトルですね。

何故かフランス語のカレンダーやメモ書きは英語だったり国際間溢れてますが、気になるのは在留資格関係。 ボードに貼られている申請書に「DEADLINE HERE」とあり難民としてサイド6に居住できる期限が迫っているのかと思われます。

工科大学を目指してるのも、合格すれば勉学目的の在留資格がワンチャン取れるからかと思います(メカが得意のように思えない)、この辺エグザべくんは上手くやって難民から上がれたんだろうね。

※赤本が受験シーズンの過ぎた85年版だったり、日記より奥にしまわれてるので、すでに諦めた説、確かに。


頂上決戦

アンキーvsシャリア・ブル。 情報戦と交渉なわけですが、「以前はジオン国籍だったんですって?」の一言で、情報戦に関してはシャリア・ブルの完勝でしょう。 もうそこまで調べがついている、ジタバタしてもどうしようもない。

アンキーとしては交渉材料になるのがジークアクスだけなので、なんとかこれで足掻くという構図。 赤いガンダムの所在は最後の切り札となったのだろうか...アンキーは余り使う気はなさそうだったけど。

シャリア・ブルはニャアンが乗っているジークアクスに気がついていた、やはり勘がいい...それを見てキケロガを呼んだ構図になるわけだが...

あと、アンキーの言っていた「アイツラはいつでもビームをここに撃ち込めるんだ」というのは所在がバレてるというのと、かつてシャリア・ブルは「それ」をやった=17バンチ事件の事だと思われる。(なんとなく毒ガスとばかり)


Twelve Olympians

黒い三連星より上位クランという強豪、オリンピア十二神とかゼウスガンダムでもいるのかwww とか笑ってたら、その十二神の祖の名前がティターンだったという。 な、なんという盲点な隠し方だ...全く気が付かなかったw

ちなみにZガンダムは、かなりギリシャ神話やギリシャの地名からネーミング取ってるので調べるとおもろいです、クラン1位のチーム名がギリシャ神話ネタだった時点で気がつくべきだったわ...

チームとオーナーの関係性がよくわからんが、乗っ取っちゃえばチームメンバーも変更できるなら割と何でもありだな...そもそも何でもありか。


アマラカマラ商会

アマラカマラに何か聞いた覚えがあるなと思ったら、オオカミ少女の話だった。 エルガイムにもアマンダラカマンダラというキャラが居るけど、こっちはよくわからんw

ドゥが犬のハーネスのようなマスクを付けていたり、いかにも戦災孤児を利用してます感が出てるので、オオカミ少女からの名付けだと思われる、なかなかにブラックジョーク。

ペーパーカンパニーだろうけど、所在地である日本の風景超荒れてるな... 極東地域は激戦区ではなかったのであまり荒れてない印象だったけど一体何が...


マサムネエアコンの空調機

ムラサメとマサムネ、妖刀つながりかw 発送元は種子島となっており、ココがムラサメ研究所かと思ったんですが、打ち上げ場所が種子島ってだけですね。

この巨大空調機、サイコガンダムのパーツが隠しきれてないんですが(指ビームの砲塔が見えてる) 「空調機」というのもあながち嘘じゃないように思えます、毒ガスのね...

ちなみにここに立ち会っている税関職員はポケ戦にも登場しており、配送ドライバーの格好も当時のバーニィと同じ制服を来ている。 そうこのシーンは、リボーコロニーにケンプファーを持ち込んだオマージュ。

このシーンで映ったコンテナはせいぜい腕だけだと思うので、どこかで組み立てるんだろうけど、予告に映ってたような巨躯をこっそり組み立てるのは難しそうなので、サイコミュコントロールで合体するのではないかと思う(ターンX方式)

あとGQ世界はテム・レイが存命しているので、彼がサイコガンダムに関わってる可能性まあまあある(再登場しないと思えないので)


赤いガンダムの所在

マチュがハロをあそこに持ち込んでる時点でバレないはずがなかったw 扉から中のガンダムを撮ってるのはともかく、エアロックの外からも撮影してるのは抜け目がない。

終始アンキーは冷徹かつクレバーな発言をしていますが、マチュを見捨てると言うよりはアングラな世界(赤いガンダムを含む)から切り離そうとしているように思えます。 通報というのもジオンではなく軍警相手でしょう。

ジークアクスごとジオンに囚われるより、軍警に捕まったほうが日常に帰る確率が高い。

それはそれとして、金はいただくギリギリまで粘る姿勢、だがこれは彼女にとって命取りになる綱渡りでは...

金庫でちらっと映った100ハイト札の肖像画、誰やねんと思ったら若い時の富野監督だそうで(こんな写真、富野展でも見なかったぞw)


消えていく「非日常」

友達と喧嘩して、危ない大人たちからは用済みにされ、親には非行がバレ、ガンダムもいずれ取り上げられる。 マチュの憧れたキラキラな非日常が急速に色褪せて、普通の日常へ戻っていく。

その「日常」を破壊しに来たのがサイコガンダム。 な、なんという構図だ...

「君を退屈から救いに来たんだ!」 「帰れ!」


シュウジの隠れる場所

ここで「シュウジをどうやって逃がすか」ではなく、「会えなくなるのは嫌なので新しい隠し場所を用意したい」あたりに度し難いものを感じる、恋愛脳というか...w

はっと思いついたのが地球への逃避行だろうか、か、駆け落ちだあ...!


地球連邦軍情報局

正直GQ世界の連邦軍はすっかり腑抜けになって地球に引きこもってると思ってたんだが、全くそんなことはなかった。 まさか半分過ぎてから本格的に始動するとは...

人体実験はする毒ガスは撒く、それを統括するのバスク・オム少佐。 ティターンズの前身が出てきてしまった、急にZガンダムになるんじゃない。

バスク・オムは、この時代からゲストキャラを選ぶ上で一番あかんことになる筆頭といえます。 シロッコは距離的に出禁にできたけど、コイツ地球圏にいるからなー!

個人的にはウォン・リーにスポットが当たって欲しい、Zガンダムのキーマンだった割に背景は謎の人物だったし、ゼータからもゲストありなら十分ありえるはず・・・w


ニュータイプ研究所

正直ジオンが勝利した世界線だと、フラナガン機関が存続するので、研究が散逸せず、連邦にはニュータイプ研究する素地がないと思ってたのですが、ニュータイプを倒すための研究として存在していた。

この時代のニタ研はオーガスタ、オークランド、ムラサメの三箇所が確認されている。 ゲーツ・キャパはオーガスタ出身、ドゥ・ムラサメがムラサメ研出身。

オーガスタの方はニュータイプの反射速度に対応出来るMSの開発とセットのイメージですが、ムラサメ研究所はひたすらサイコガンダムを作るやばい組織です。

自分をサイコガンダムの心臓というドゥを見て、ゲーツは戦慄するくらい強化人間としての深度が違う。


強化人間たち

正史では連邦軍が「戦力としてのニュータイプ」育成として、強化人間の研究に取り組んでいましたが、そのニュータイプにバチクソに負けたGQ世界では、「ニュータイプを倒すための存在」として育成されているように思います。

似ているようで目的が違う。 ニュータイプを倒すためといえば、ユニコーンのNT-Dがあるわけですが、GQサイコガンダムはこの路線のサイコマシーンなのではないかと思う。

まあジークアクスのオメガサイコミュ起動時も、ユニコーンのインテンション・オートマチック・システムみたいにシートが変形するわけですが...


キシリア暗殺計画

今の時点でキシリア暗殺してもギレンしか得しないと思うのだけど、この後の作戦も用意しているのだろう、いやもう宣戦布告なんだろうけど。

暗殺計画はおそらく三段階、サイコガンダムで会合現場ごと爆破→ダメなら毒ガス噴霧→それでも仕留めきれないならゼクノヴァ起こしてコロニーごと消滅。(暗殺とは)

ゼクノヴァについては第二次ソロモン海戦が放送されてから予想を書こうと思ってたんですが、肝心なところが過ぎそうなのでここで書いてしまおう。

ワイ予想ではジークアクスの開発目的は、人為的なゼクノヴァ発動を最終手段とした特攻兵器でした。 核兵器が禁止されてる世界なので、それに準じるあるいは超える破壊力を持ったゼクノヴァをそのまま禁忌とするとは考えにくく、ジオン連邦どちら兵器開発しようとするでしょう。

そこでガンダム一機と難民ニュータイプによる特攻兵器が用意できれば抑止力にも脅しにもなる。特にジオンにはもう金も人も限られてますしね。

とまあ、そんな予想を立ててたんですが、どうも連邦サイコガンダムが「それ」なのでは...という気がしてきたので、ジークアクスはアンチゼクノヴァマシンという可能性が見えてきました。

口が開き、ゼクノヴァの光をバクバク食べる怪獣。


ゲーツ・キャパ

オーガスタ研究所の強化人間。 Zガンダムではロザミアの兄役として登場してましたが、実は劇場版では登場していなかったという、登場してなかった事自体今気が付きましたw

「歴史に名を刻めよ」って割とメタ発言では?


ドゥー・ムラサメ

ドゥはフランス語で2、なのでGQ世界ムラサメ研究所2番めの強化人間でしょう。 便宜上フォウより二代前になる。

強化人間は強化しすぎると精神が不安定になるので、恐怖や依存など指向性を与える傾向にあるんだけど、ドゥの場合は自らを「サイコガンダムの一部」と思い込ませることで安定させているのかと思う。

彼女が着ようとしていた「サイコスーツ」ですが、同じ名前のものがガンダムNTでも主人公ヨナが着用しています。 これもオーガスタ研究所制作だったはず。

キラキラ中毒っぽい。 


また書き換えなきゃ

今まで書いてきたキラキラを白く塗りつぶすシュウジ、今の居場所への決別でしょうが、(世界を)書き換えなきゃと能動的に行うものなのか?


警告

エグザべくん受難すぎる、この警告はサイド6からジオンに対するものですが、わざわざここで「ギレン総帥のシークレットサービス」や「キシリア様の件が片付くまで」とエグザべくんに聞かせているのも、遠回しの警告と言えます。

要は、エグザべくんがなぜ派遣されてるのかわかってるぞ、自分がギレンのコネクションを使える立場なんだと教えてるわけですね、親切だなあ...


キシリア来訪

専用シャトルじゃなくて、民間シャトルでやって来るのが少々意外だったが、秘密の会合だからそりゃそうか。


次週「マチュのリベリオン」

うわあああサイコガンダムがコロニー内を練り歩いてるううううう、イズマコロニーはおしまいだあああ。


 

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