e-flick.net 機動戦士ガンダム水星の魔女

e-flick.net Mobile Suit GUNDAM Witch from MERCURY Realtime Review

第8話

「彼らの採択」

「飛べる!踊れる!エアリアル!」

「彼らの採択」

受難続きのスレッタ先輩

大変さもだんだん麻痺してきたのか、友だちも増えたおかげか、試験でギャン泣きしてた頃の悲壮感は今のスレッタにはないように思う。お母さんとの距離感も近いしね。

それはそれとして近いうちに起こるであろうと予言された異性巡りのトラブル、これは火の七日間となるであろうろうろうろう(エコー)

株式会社ガンダムは私と皆さんで経営します

やっぱり拠点として地球寮を乗取ったw

てか一方的に物事決めて他人を巻き込む姿勢、まさにあのダブスタくそオヤジの娘だわ...血は争えんなこのクソスペワガママ女w

そして仕方ないけど、ノープラン。この女、割とその場のノリで生きてる。

学内決闘オッズランキング

地球寮の面々が悲喜こもごもな中、ご機嫌でタブレットを眺めてるオジェロ、映っているのはオッズランキング。 どうもこの学内のオッズはベットされた賭けの数で決まるのではなく、最初から生徒の方にオッズが定められてる模様。(とはいえ高倍率同士の戦いでは賭けが成り立たんので補正が入ると思う)

純粋にそれまでの評価が倍率に反映されるわけだ。

勝つとオッズの数字が小さくなり、負けると大きくなる仕組み。 ちなみにエランに負けるまで1.4倍だったグエルのオッズは今3.4倍、エランはスレッタに負けたものの2.7倍とグエルと戦う前よりは上がっている。 上位と戦っていないシャディクが1.3倍なので、ホルダーだった頃のグエルは1.1倍くらいだったのでは。まあ負けなしだったもんな。

このランキング表、ファーストネームの色が所属寮ごとで分けられてるようで、ジェターク寮からはグエル以外にラウダともう一人いる。 ペイルはエラン一人、グラスレーからはシャディクハーレムから2名名前が確認できる、薄いグレーのところはわからないなー。

しかしこのオッズ表、御三家とスレッタ以降は一気に数字が上がってるので、如何に御三家の三人が別格なのかよく分かる。

ガンダムは量産できない

水星の魔女は絶妙にセリフから主語を外すので「ガンダム」の量産か、「エアリアル」の量産か、ちょっとわからないところがある。 ミオリネからすればエアリアルもファラクトもガンダムだが、プロスペラからはエアリアルだけを指してるように思う。

GUNDフォーマット自体、構成技術はカルド博士と共に失われたのだろうが、エアリアルやファラクトが建造できた点から、既存のMSからGUNDフォーマットを移植して作る事は可能なのだろう。 というかやはりこれエアリアルはルブリスから作られてる? ファラクトも同様にGUNDフォーマットをどこからか持ってきた量産ルブリスから移植したのかな。(何機かは出てるっぽい)

まずやることはエアリアルからリバースエンジニアリングすることか...すごいやばいもん掘り当てそうだなそれ。

呪いの正体

実は質問に答えてるようで答えていないプロスペラ。 スレッタが聞きたいのはあくまで「エアリアルに呪いなんてない」なのだが、プロスペラが答えたのは前述の「ガンダムであることを伏せていた」事のみ。 「呪い」は世間からの偏見とすり替えている。

愛しの娘たち

プロスペラ愛のポーズが、ボンドルド卿の愛のポーズと同じでダメだった、愛です、愛ですよナナチ。 プロスペラの言う娘たちとスレッタの言う私達は果たしてイコールなのか否か...w ここで言うスレッタの私達ってミオリネたちを含めてないと思うんだよな...(これまでの話なので)

そしてこの会話の違和感、ミオリネは気がついてるだろうけど、娘の母親への盲目っぷりに口を挟めていない。

やあ水星ちゃん

あまりに自然な流れで入ってくるけど、シャディクはなんでこのシャトルに同乗していたんだろう。 まああのフロントにはグループない企業のオフィスが他にも入ってるだろうから、シャディクが頻繁に出入りしてるのはそうおかしくないのだろう。 「そっちの会社は?」というあたり、シャディク自身もすでに学生起業してると見ていいと思う。

シャディクの提案

エアリアルを手に入れる、GUNDフォーマットも手に入れる、会社も手に入れる、ミオリネとも結婚する。 一石四鳥シャディクが得しかしていない。

ミオリネは否定したけど、やはりシャディクはミオリネが好きだろう(たぬきが気がつくレベルで) グエルに任せるつもりだったのは本当に彼を評価していたのと、孤児である自分とは釣り合わないと思っているのかもしれないな。 根っこの部分で自分を肯定していないとでもいうべきか。

だがスレッタがやってきたことで、事態が変わった。グエルもミオリネも彼女の影響で変化し、サリウスもガンダムに対する敵対心で見せる古い思想がシャディクには受け入れられない。

彼は今初めて、諦めていた全てを手に入れるために動き出したのかもしれない、スレッタとエアリアルを取り除くことで。

会社を作ろう

地味にここリリッケちゃんのコンサル能力が光る。彼女おそらく1年なのだが、16歳と思えん仕切りっぷりだ。 地球寮で一番金の卵は彼女かもしれませんでミオリネ社長。 男子人気が高いのも話好きなのもコンサルとしての才能が発露してるのではないだろうか。 他の連中の将来性はなんともだが、ミオリネはたぶん8回くらい起業と破産して一発当てたあとに大統領になる、そういうタイプ。

しかしヤギのエサ代も残らない会社の資金、来月の給料も払えないのでは...

ミオリネさん頭いい割にノリで生きてるなあってのはこのシーンでも出てて、派手な事業書で融資募れると思ってるし「兵器開発」がアーシアン生徒にどれだけネガティブなのかもわかっていない。 しかもワンマン気取ろうとしてチュチュに突っ込まれる始末(ミオリネが自社株過半数持ってるわけじゃないので、普通に不信任決議に多数決で負ける)

逆転の一手のように出てきた「GUNDを使った医療技術」ってのも、ヴァナディースはそれで行き詰まってオックスアースと提携してガンダムを作ることになった過去の轍を踏んでいるようにしか見えないので割と前途が多難。

ただまあ、ヴァバディースと違うのが株式会社ガンダムはデリング総裁の裏書きを貰ってるので、その点は強みと言える。

戦争の傷跡

地球寮の面々は戦災孤児が多いらしい(シャディクもその口かな) 前回アカ校創立が15年ほど前と予想したけど、アリヤたちが巻き込まれた戦争が創設の前の出来事か後の出来事かでは話が変わるが、負けたアーシアンがこの学校で冷遇されてるのも分かる話ではある。

21年前のヴァナディース事変の時、ニュースで自治区でのきな臭さが報道されていたが、それが積み重なって戦争が勃発してしまったのだろうかなあ。 いやさ、もともとスペーシアンがアーシアンに戦争を仕掛けるつもりなのなら、ヴァナディースとオックスアースがアーシアン自治区に供与していた「ガンダム」は排除したかったであろう存在だったのは疑いようがなく...

グエキャンその後

もっと悠々自適と思いきや、イジメを受けていた。 多分これまで決闘で負かしてきた相手だろう。 ベキべきに折られたとはいえグエルの最後の拠り所は孤高のプライドなので、安い喧嘩もしなければ、施しを受ける真似もしない。

株式会社ガンダム入りはすると思うのだが、早々キッカケは訪れなさそう。

狭すぎる

ガンダム否定おじさんといえば筆頭はやはりデリングだが、実のところサリウスのガンダムアレルギーもかなりのもの。 なんてったって対ガンダム兵器をわざわざ開発したのがグラスレーだ、他二社とは面構えが違う。

そんな義父の視野も思想も狭すぎると一蹴するシャディク。

グエルもエランも呪いに縛られていたが、シャディクの呪いの主は自分自身なのかもしれないなあ。

ファラクト引き渡し

ちゃんと修理して引き渡してくれるらしい、というか開発チームとかどこで受け入れるつもりなのだろう...え、地球寮改めガンダム寮?

ベルメリアさんはこの様子だとペイルに残るっぽいか?それつまりペイルはGUND自社開発を諦めてないってことになるか?

GUNDの理想

ここも思えばミオリネの質問、「なぜGUND技術は排斥されたのか」に答えてはいない。 先週も書いたがやはり「ヴァナディースのGUND(ガンダム)」になにかしらの曰くがあるようにしか思えないな。

プロスペラが言っていた「ヴァナディースの遺志」とはこの理想のだろう。 つまりプロスペラはこの理想をすでに持っていない。

君との良い未来

シャトルの発言も加味すれば、これはもうプロポーズといっても差し支えがない、だがミオリネ気が付かない! この女も自分のことは鈍感だ、たぬきとお似合いだよお前ら!

シャディクの発言で気になるのは、おそらくグループ外にいるであろう「ガンダムを欲する客」ですね。 要は彼は外の企業とのパイプを持っている、アーシアンの企業が含まれててもおかしくはない。

「この人誰ですか?」

この素朴なスレッタの質問、実はかなり、かなり重要なポイント。 そうプロローグでエリクトはカルド博士を「ばあば」と呼ぶくらいには慕っていたのだ。 4歳の頃とはいえ見覚えすらないとは考えにくく、当初からの考察はあっても裏付けが取れなかった「エリクト≠スレッタ」の確定材料が一つ上がってきたと言える。(記憶改ざんの可能性もあるが)

GUNDを使った医療技術

このPV、タイムスタンプがAS101、つまり襲撃のあった年に公開されたもの。 この時すでにGUNDフォーマットによる社会問題がすでに発生していた(ドローン戦争時に投入されてた)わけだから、このPVはスペーシアンの出資者を募る以上に、すでに巻き起こっていた「GUNDの呪い」に対するイメージアップPVであったのではないだろうか。

ただ博士の発言内容を見るに、どうもGUNDは医療技術としては完成していない。 GUNDフォーマット、兵器運用のほうが先に来ているような...

ひょっとしたら人体にGUNDを施術できたのはカルド博士とエレノラの二人だけだった?

ちょっと気になったのでGUNDとヴァナディースの歴史を箇条書きにしてみる

  • パーメット研究機関としてヴァナディース発足
  • パーメット運用技術としてGUNDを開発
  • オックスアース社と業務提携、GUND-Armを開発
  • ドローン戦争勃発(前後は逆かもしれない)
  • 終戦後データストーム問題発生、GUNDが世論からバッシング
  • ヴァナディース、GUND医療を提唱のPVを公開(テストベッドがエレノラ?)
  • アーシアン自治区でオックスアースのMSが売れ始める
  • ヴァナディース事変発生

株式会社ガンダム社歌

ガンダム~ガンダム~希望の光~

全身系列~天破狂乱~見よ~東方は赤く燃えている~

わずか39秒に突っ込みどころしかない、立ち位置ミスってるのに歌うところ別編集な時点でもうだめだったw カットが変わるごとにだんだん疲れていくスレッタの顔とか雑にエアリアルの足元を歩いていくヤギとかクロマキーの抜けが甘くてグリーンバックが残ってるエアリアルとかクソPVとして凝り過ぎだろうw

プロスペラ女史が思わず笑ってたけど、PVの面白さ以上に「GUND技術を医療に」ってところなように思う。 逆にベルメリアさんは柔らかい笑顔。

しかしこのPV、スレッタが歌うわ踊るわエアリアルの操縦に加え、動画編集までやってて作業が集中し過ぎでは...w

ちょっと楽しいです

このハロバイクのプラモデル出ませんかね...!いや出せ!二人乗りさせたい!

学生企業規則

そんな規則、学生レベルで追加できるのか...というか決闘委員会とも別口の学内運営組織があるのか。

追加された規約は「安全性が約束されていない技術での企業は認められない」 つまり安全性を証明するための会社である株式会社ガンダムの根本的な部分で否定されている。 卵が先か鶏が先か、みたいな。

この規則を巡ってシャディクとの決闘になるのだろうけど、規則の取り消しかあるいは安全性を証明か、どちらかの話になりそう。

シャディク・ガールズ

ハーレムかエンジェルズか、シャディク隊ってのがあまりに語呂が良すぎて困る、全員死にそう。

なんかキャラのモデル、ガンダムWの5人では?と思わなくもない。

ちなみに規則を追加した紫髪の子サビーナがオッズランキング5位、寝そべってるフェルシーを進化覚醒したような子レネがランクング10位。他3人も20位以内にはいるだろう。

5人ともパイロット科で、サリウスが送り込んできた機体もミカエリスとベギルペンデ5機と数が合う。 決闘もチーム戦がある事はすでにわかってるし、これは2対6という数的に圧倒的不利な状況に、アイツが駆けつける展開になるのでは... ちょうどファラクとも余ってるし。 そう花江夏樹の声がする仮面の男が...!

次週「あと一歩、君に踏み出せたなら」

えらく情緒感のあるタイトルをシャディクが読む。 流れ的に次回もMS戦はなさそうだが、vsシャディク戦はかなり作画カロリー高そうな話になりそうな気はする。

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